まもなく夏の参議院選挙が始まります。
立候補者の顔ぶれが出そろった今、過去の基礎票、東京都議選の結果などを元に、
色々選挙予想がされています。
なんだかんだ言って、結局、大どんでん返しは起きそうにありません。
そこで各種の予想をとりまとめ、私が大胆に?
というか各種の予想を丸めた数字を、私なりに解釈して各党の獲得議席数を
割り出してみると、次のようになります。
2013参議院選挙後の各党の議席予想

無所属等除く
何を持って予想が当たった外れたかをいうのか分かりませんが
いずれにしろ、大勢に影響のない範囲で、こんな感じになるのでしょう。
自民、公明で安定過半数
維新、みんなを入れれば、約3分の2が保守勢力と言えます。
ということで安倍首相は、余程の失政が無い限り、次の選挙まで安定した政権運営が
できるということになります。
ちなみに、次の選挙は
3年後の参議院選
2016年7月です。
衆議院議員の任期は2016年12月までですから
参議院選挙と同日という可能性もあります。
ただし、2016年の参議院選挙では自民、公明両党で40議席台を確保できれば、
今回の当選者=非改選の議員と併せて、過半数を確保することになります。
今回の参議院選挙では共産党の躍進が見積もられていますが、
民主党が崩壊状態にある今、左翼系統の受け皿として機能しているのでしょう。
今後、民主党が再生できるのかどうか、これまでの民主党の動きや、今回の選挙で
壊滅的打撃を受けることが確実になった今、民主党の再生はかなり厳しいと言えます。
ところが、非自民勢力としては
「維新」が一時期期待されたものの、その勢いを失ってしまっています。
太陽の党とくっついてしまったのが致命的だったかもしれません。
今となっては「みんな」との連携も厳しくなってしまいました。
その結果当面は自民1極での政権運営となります。
さて、崩壊寸前の日本
財政再建や、少子高齢化、尖閣問題、様々な困難な問題が日本の前に
横たわっています。
そういう時期に、怒濤のように前に前進できるよう、天が安倍首相に力を
与えたのかもしれません。

しかし、自民一極となれば、またぞろ、族議員や、利権に結びついた輩が
うごめき出すのは目に見えています。
その時に、かっての社会党のように、ただ反対する政党ではなく、
未来を見越して、建設的な政策を提言する野党の出現が期待されます。
おそらく2016年までは今の安倍政権が続くことになると思われますが、
2016年を目指して、自民党に対抗できる新たな野党勢力が結集できるのか、
みんな、維新、そして民主党の中でも健全な考えを持っている若手議員などの
今後の離合集散が注目されます。
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