2013年09月20日

新型iPhone 本日発売、試練が続く日本メーカーは生き残れるのか



アップルのスマートフォン、iPhoneの新型機種が、いよいよ本日(9月20日)
発売されます。

今回の発売からNTTドコモを含めた携帯電話大手3社がそろってiPhoneの新型機種を
取り扱うことになり、国内の携帯端末メーカーはこれまで以上に苦しい戦いを強いられそうです。

新発売のiPhone

昨年度、国内で出荷された携帯電話のメーカー別のシェアは、1位がアップルの25.5%で
2位の富士通、3位のシャープを大きく引き離しています。

しかも、NTTドコモのツートップ戦略に見られるように、一部のの人気機種に集中的に
経営資源を投資するという携帯電話会社の戦略もあって

NECがスマートフォンの開発・生産から撤退するなど、国内の端末メーカーは
厳しい状況が続いています。

今回さらに、最大手のNTTドコモがiPhoneの取り扱いを始めたことで、
iPhoneの国内でのシェアがさらに拡大すれことが見込まれ、

今後、国内の端末メーカーは一段と厳しい状況に追い込まれます。

国内メーカの携帯端末ガラケー

これまで、日本の電機メーカーは、「2つ折り」や「薄型」など従来型の携帯電話では
国内市場を独占していました。

10年前の携帯端末のシェアは、1位がNEC、2位がパナソニックで、この2社だけで
全体の38%を占めていたのです。

そこに現れたのが、スマートフォンでした。

従来型の携帯電話を巡って日本のメーカーが開発競争を繰り広げ、ガラケーとまで
揶揄されるような特殊機能を満載した、日本独特の携帯端末が次々と発売されている中

5年前にアップルが初めてスマートフォン「iPhone」を販売。

さらに、韓国のサムスン電子が、グーグルの開発したアンドロイドを搭載した
スマートフォンの販売を始めました。

市場は従来型携帯端末からスマートフォンへと急激に変化しましたが、国内企業は
この流れを見誤り、スマートフォンの開発に大きく出遅れてしまったのです。

新型iPhone

世界のスマートフォンの市場で、大きなシェアを握っているのは韓国の
「サムスン電子」がトップで30%、2位がアメリカの「アップル」で19%です。

これに対して日本メーカーは、世界市場でもシェアを伸ばすことができず、
去年は上位5社に1社も入ることができませんでした。

こうした状況を打開しようと、日本のメーカーは特定の性能にこだわった端末、
言わば、ガラケーを極めることで、海外勢に対抗しようとしています。

ソニーは、今秋にも小型デジタルカメラ並みの撮影機能が付いたスマートフォンを
投入するほか、富士通は、今年6月から高齢者向けに、ボタンを押すような感覚で
タッチパネルを操作できる端末を海外で展開しています。

しかし、世界市場ではサムスンとアップルが依然、大きなシェアを独占しており、
最近は中国メーカーも価格を武器に急成長しており、日本メーカーにとって、
厳しい生き残り競争が続きそうです。


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posted by 如月実 at 11:20 | TrackBack(0) | 商品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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