2013年10月05日

12月から長野、黒部間で北陸新幹線の走行試験開始、いよいよ金沢へ



北陸新幹線は、2015年春の金沢までの開業に向けて、建設が
進んでいますが、レールや架線、融雪装置の作動状況などを確認
するため、今年12月から黒部宇奈月温泉駅と長野駅の間で、
検査用の車両や営業運転している車両による走行試験が始まります。

工事中の北陸新幹線

走行試験が行われるのは、2015年春に開業する長野〜金沢間、
約230キロのうち、黒部宇奈月温泉と長野の間の約136キロの
区間になります。

試験は、12月1日から、来年3月28日まで夜間を中心に行われます。

試験に使われるのはJR東日本の検査用列車「イースト・アイ」と
東北新幹線などで営業運転されている「E2系」です。

試験よう車両イーストアイ

「イースト・アイ」を使った走行試験は12月2日に始まり、この日
未明に長野駅を出発して時速30キロ程度で、レールや架線が正しく
設置されているかを確認し、黒部宇奈月温泉に夕方ごろ到着する予定です。

営業車両の「E2系」を使った試験は12月6日未明から始まり、
ATC=自動列車制御装置や融雪装置の作動状況などを、スピードを
段階的に上げながら確認するということです。

長野新幹線E2系
長野新幹線E2系

そして、来年2014年3月ごろには北陸新幹線の最高速度である
時速260キロでの試験を行う予定です。

また、JR西日本は、北陸新幹線の列車名を募集し、現在選考中ですが、
特許庁などによると、列車名の応募締め切った後の今年8月16日に、
JR西日本が「かがやき」という名前の商標登録を出願したということです。

また、JR西日本は列車名の募集を始める直前の5月14日にも
「たてやま」と「つるぎ」という名前の商標登録も出願していた
ということです。

今回の商標登録について、JR西日本は「出願したのは間違いありませんが、
説明は控えたい」と話しています。

北陸新幹線のルート図

列車の名称は近々発表されることになりますが

これまでの例から行くと、「かがやき」「たてやま」「つるぎ」という
名前が列車目に使われる可能性は高いと言えます。

なお、今回は営業車両の試験をE2系で実施しますが、開業後は
長野新幹線に使われてきたE2系をベースにした、

E7系(JR東日本、)W7系(JR西日本)が使われる予定で

E7系は川崎重工、日立、総合車両が

W7系は川崎重工、日立、近畿車輛が開発製造に当たっています。

E7系、W7系はグランクラス1両(定員18名)、
グリーン車1両(定員63名)普通車両10両(定員853名)、
合計934名で編成される計画です。

北陸新幹線E7系
E7系

長野駅以降の北陸新幹線の駅は

飯山駅
上越妙高駅
糸魚川駅
黒部宇奈月温泉駅
富山駅
新高岡駅
金沢駅

となっています。

北陸新幹線ルート図

金沢以降については

2026年春に福井の敦賀まで延伸される予定ですが

敦賀から大阪へのルートはまだ未定です。

北陸新幹線が、大阪まで伸びれば、東海道新幹線が地震などで
ストップしても、代替手段となることになりますが

2027年には中央リニア新幹線が名古屋まで
2045年には大阪まで延伸される計画ですから、東海道新幹線の
代替としての意味合いは大きくならないのかもしれません。


関連記事

来年から工事着工、中央リニア新幹線の駅とルート最終案発表

最近の記事

JR北海道事故原因はレール幅広がり放置8か所も、組織の体質か
posted by 如月実 at 19:25 | TrackBack(0) | 国内 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/376680423

この記事へのトラックバック