2013年11月22日

コンサート撮影解禁、新たなルール作りが必要になるのか



元ビートルズのポール・マッカートニーさんの11年ぶりの
日本公演が11月21日に最終日を迎えた。

とても71歳とは思えない、甘く張りのあるボーカルや旺盛な
サービス精神に対し、多くの称賛の声が上がっています。



また、一方で、会場内の一部の観客の行為を非難するネットでの
書き込みも多数よせられました。

この騒動、実はインターネット時代に合わせて日本でも解禁の
動きが出ている「コンサートのステージ撮影」を巡って、
様々な議論が湧き上がっています。

ポール・マッカートニーさんのコンサートの終演後に寄せられた
ツイッターの投稿には、

「コンサート中にスマホで撮影している人がいる」
「撮影の時のフラッシュが気になる」
「前の人がずっとタブレットをあげていてステージが見にくかった」

などと、撮影していた人を非難するツィートが多数、
投稿されていました。

あれっ、コンサート中の撮影は禁止でなかったの

という気もするのですが

実は、今回のコンサートでは
「携帯電話やタブレット型メディアプレーヤー以外での
写真撮影は禁止」

ということで、携帯電話やスマートフォンなどでの写真撮影は
禁止されていなかったのです。



というのは、最近はツイッターやフェイスブックからの
情報発信により、話題が沸騰したり、人気に火がつく
というような事象が良く発生しています。

このため、アーティストや、音楽事務所自体がこれらの
情報発信ツールを活用するようになっており、

どうせユーチューブなどで流されるのなら

いっその事、ツイッターなどで話題になった方が、今後の
集客や人気の獲得に有利になると考えているようです。

以前であれば、コンサートでの「ステージの撮影・演奏の
録音禁止」が普通でした。

しかしコンサートの運営会社などで作る「コンサート
プロモーターズ協会」によりますと、

1、2年前から日本でもコンサートの最中に観客による写真や
動画の撮影を認めるケースが増えているということです。

コンサート中にスマホで写真を撮る人々

中には、会場の1階席は演奏を見る観客のため、2階席は撮影する
観客のためというように分けて、

2階席は撮影をしやすいように「全員着席」というルールまで
設けたケースや、

さらには観客がステージの様子をネットで生中継することさえ
認めたケースすらあるということです。

これらの動きは、撮影された写真や動画がツイッターなどの
ソーシャルメディアで広まることで、アーティストの知名度が
向上することにより売り上げを伸ばしたり

コンサートに足を運ぶファンの満足度を高め、より一層の収益の
増加につなげようということもあるとみられています。

しかし、演奏中の撮影の明かりで気が散ってしまったり、
撮影により視界が遮られてしまったりする、という不満も
考えられます。

ツイッターの投稿画面

また、人によっては、コンサートを楽しむよりもツイッター
などで情報発信して注目を受けたいという目的の方が強く
なってしまう人が出てくるということも考えられます。

そうなると、コンサートそっちのけで撮影などの行為が
エスカレートしてくることも考えられます。

今後、ツイッターなどの影響力を考えると、ステージの撮影を
許可するケースはこれからも増える可能性があり

余りに目に余る行為が横行するようになれば新たなコンサート
でのルール作りが必要になってくるのかもしれません。


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posted by 如月実 at 19:23 | TrackBack(0) | 芸能 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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