2015年11月03日

そうりゅう8番艦のせきりゅうが進水



そうりゅうの8番艦せきりゅうが
2015年11月2日に川崎重工神戸工場で進水しました。



海上自衛隊は艦船名をひらがなで表記して
いますが

せきりゅうの由来を調べて見ると

赤竜(せきりゅう)
日本や中国などの親和に出てくる竜の名称で
紅竜とも呼ばれる

全身の鱗が赤く、太陽、あるいは火山から
生まれたと言われていて

口からは火炎を吐き出すと言われる。



なお、
せきりゅうはAIP搭載そうりゅう型として
最後の潜水艦となります。


そうりゅう型はスターリング発電機による
非大気依存推進(AIP)システムが導入
されていますが

2つの異なるシステム
通常のディーゼルエンジン

スターリングエンジン

を搭載しており
2種類の燃料を搭載する必要があり、

スターリングエンジンの出力が小さく
単独でさほど高速を出せないこと

スターリングエンジンなどによりスペースを
取られ、狭い潜水艦の空間がさらに圧迫され
ること

2種類のエンジンを整備する必要があること

2種類のエンジン(燃料)を使うことから
運用が複雑になること

などから、潜水艦の運用者からは使いづらい
という声もあり

次の9番艦からはスターリングエンジンを
廃し

バッテリーをこれまでの鉛蓄電池では無く
新開発のリチウムイオン蓄電池を搭載した
タイプに更新される予定です。

せきりゅう

具体的な数値は軍事機密のため不明ですが
リチウムイオン電池になることにより

充電能力(充電量、充電時間)が格段に
向上することが見込まれ

これまでのAIP搭載のそうりゅう型よりも
潜航能力(速力、潜航時間)などが向上します。


オーストラリアへの輸出も検討されている
そうりゅう型潜水艦ですが

オーストラリアもこのリチウム電池搭載
タイプのそうりゅう型潜水艦を希望している
といわれています。


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posted by 如月実 at 14:53 | TrackBack(0) | 防衛 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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