2016年10月03日

空自、英空軍との初の戦闘機による共同訓練、北朝鮮空爆が現実に?



初の戦闘機による日英空軍共同訓練

防衛省が9月16日発表したところでは、航
空自衛隊と英空軍の初の戦闘機による訓練を
10月中旬〜11月上旬にかけて、

青森県の空自三沢基地や周辺の空域で実施さ
れる予定です。

日英両政府は2016年1月の外務・防衛閣
僚協議(2+2)で英空軍の戦闘機を日本に
派遣することを合意している事をうけたもの
です。

イギリス空軍のユーロファイター「タイフーン」

共同訓練では英空軍側からはユーロファイタ
ー「タイフーン」を日本に派遣

三沢基地を中心として、周辺の空域などで空
中戦、補給支援、指揮統制などを訓練する模
様です。

英空軍からの参加兵力は

ユーロファイター 4機
輸送機      3機
給油機      2機
など、隊員150〜200名

この時期、共同訓練に会わせて英国からはフ
ァロン国防相が来日し、北東アジア情勢など
について意見交換する予定

また、英空軍の部隊は、航空自衛隊との共同
訓練の後、韓国軍とも共同訓練を行う予定

北朝鮮のノドンミサイル
ノドンミサイル

日英共同訓練の目的は北朝鮮空爆が視野に?

今回の訓練は、もともと今年の初めに、話が
出たものですから、直ちに北朝鮮空爆と結び
つけるのは難しいのかもしれませんが

日英共同訓練については、法的根拠が問題と
なっています。

普段米軍との共同訓練が盛んに行われてお
り、さらに最近ではオーストラリア軍との共
同訓練

海自P−3C

あるいは東南アジア諸国への海自航空機や艦
艇の寄港

ジプチへのP−3Cの展開や、各種PKOな
どへの参加で、自衛隊の活躍の場や、共同す
る相手国なども広がっていますが

実は、日本国内での米軍以外の国の軍隊との
共同訓練は許されていないという見解を政府
は示してきました。
(1971年福田外相国会答弁)

朝鮮戦争休戦協定が発効した後の1954年
に日本が国連軍と締結した国連地位協定で、
横須賀や横田など7カ所の米軍基地に限定し
て英国軍の使用を許可されているものの

今回の訓練で使用する三沢はこの7カ所の基
地には含まれていません

ということで、一部には今回の訓練に関して、
説明責任を追及する声も上がっています。

となると、なぜこの時期に、法的根拠が曖昧
な共同訓練を、突然実施するのかという疑問
が出てきます。

空爆されている状況

米軍の北朝鮮への先制攻撃が現実に?

中央日報は9月20日の記事で
「中国が北朝鮮の核施設を狙った米国の軍事
作戦を黙認する方針を決めた」
という報道がなされています。

また、先日安倍首相が出席した国連総会でも
「中国の李克強首相がケリー米国務長官との
話し合いで条件付きで北朝鮮への先制攻撃を
容認した」
という未確認情報が流れています。

さらに、米韓両軍は10月3日〜21日の間
にアラスカで、核施設への攻撃を想定した空
軍を主体とした共同訓練を行う予定の他

10月10日〜15日の間には空母「ロナル
ド・レーガン」が参加する米韓合同演習が黄
海などで実施されます。

米空母

8月22日から9月2日まで大規模な米韓合
同軍事演習が行われたばかりですし

つい最近の9月26日 にも北朝鮮沿岸に近
い朝鮮半島東側で対潜訓練を実施していま
す。

その他にも米政府高官の発言などで、北朝鮮
攻撃を示唆するものが多数出てきています。

朝鮮半島をめぐる米韓軍の動きはかなり活発
になってきており、来る実戦に備えていると
みられてもおかしくない状況です。

国連旗と関係国の国旗

英空軍も北朝鮮攻撃に参加するのか

朝鮮半島では現在でも国連軍と北朝鮮は戦争
状態のままです(休戦中)

米国が、北朝鮮の核開発やミサイル実験を休
戦協定違反とする

あるいは、北朝鮮が発射した弾道ミサイルを
迎撃、撃墜するなどの対抗措置をきっかけに
休戦状態を破棄して先制攻撃を仕掛けるとい
うシナリオも考えられなくはありません

その時には、米国単独よりも、国連軍として
行動した方が、国際的な説明がしやすく

これに参加する可能性がある国として英国が
考えられます。

元?国連軍でも有り、米国と強固な同盟関係
に有り、中東などでの軍事行動にも参加して
いますから

米国の北朝鮮先制攻撃に共に参加することは
充分可能性があります。

航空自衛隊F-15
航空自衛隊HPから引用

となると、今回の日英共同訓練

いささか唐突なような感じもしていましたが

近い将来、北朝鮮への先制攻撃があるとすれ


朝鮮半島の戦場にごく近い後背地である日
本、そしてその防空を担当する航空自衛隊と、
事前に共同訓練しておく意味は充分ある

というよりは

交戦中に英国や北朝鮮空軍の戦闘機が日本の
領域に接近したり

あるいはもしかして、日本の基地から出撃?

などという状態が、もしかして生起するのか
どうか不明ですが

英国空軍が航空自衛隊との共同要領になれて
おく必要は充分ありそうです。


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タグ:北朝鮮
posted by 如月実 at 15:31 | TrackBack(0) | 防衛 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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