2017年04月11日

北朝鮮情勢最新情報(4月11日)



本日は北朝鮮最高人民会議が開かれました。

金正恩(キム・ジョンウン)委員長が党の
最高職位だった第1書記に就任し、名実と
もに最高指導者に就いてから5年目にあた
りますが

これまでの所、特に目立った事象は発生し
ていないようです。

金正恩

本日気になった動き、報道


駐韓大使が在韓米軍司令官と会談

長嶺安政・駐韓大使は4月6日、ソウル市
内でビンセント・ブルックス在韓米軍司令
官、米国のマーク・ナッパー在韓代理大使
と会談した。

長嶺大使は、4日に帰任した後、韓国大統
領代行の黄教安ファンギョアン首相や韓民
求ハンミング国防相らに面会を要請したが
実現していません

長嶺大使は韓国側と有事の際の在韓邦人の
安全確保について調整を行いたかったので
しょうが

韓国側が面会を拒否しており

また、これまでも韓国側は半島有事におけ
る邦人救出に関して日本側と話し合うこと
を拒否してきたことなどから

取り敢えず、米軍と在韓邦人の救出方法な
どについて調整を行った物と思われます。

海自輸送艦

韓国は有事の際に海自艦艇が釜山などの港
湾に入港したり、あるいは自衛隊航空機に
より邦人の韓国内あるいは日本への輸送を
拒否する可能性があり

米軍による調停や協力が必要であると考え
られます。

在韓邦人は長期滞在者を含め約38,000名程
度いると見積もられ

有事における避難にはかなり困難が伴うも
のと考えられます。


米国が同盟国に厳戒態勢を要請

米政府はオーストラリアなど同盟諸国に対
し、北朝鮮が弾道ミサイルを発射した際に
は迎撃する態勢が整ったと通知した上で、
厳戒態勢で備えるよう要請しました。

11日付の豪紙デーリー・テレグラフが当
局筋の話として報じた。

北朝鮮が長距離弾道ミサイルの発射実験を
行う可能性があり、これを米軍が迎撃(撃
墜)する態勢を取っていることを示す物で
す。

イージス艦に搭載されているSM−3 ブ
ロックIAはノドンなどの中距離弾道ミサ
イルは迎撃できても

ICBMなどの長距離弾道ミサイルは迎撃
できません

ICBMが迎撃できるSM−3 ブロック
IIAは2018年度配備予定ですので、
米国のこの発表が何を意味するのかは不明
です
イージス艦の弾道ミサイル迎撃ミサイル


横須賀での交流行事が中止に

横須賀市は今月19日に予定されていたア
メリカ海軍横須賀基地での日米交流事業
が、アメリカ側の都合で中止されることに
なったと発表

この交流事業は日本人25人と基地の兵士
など関係者がペアで文化活動などを行うも
ので

中止の連絡は10日アメリカ海軍の横須賀
基地司令部から電話であったということ
で、理由について具体的な言及はありませ
んでした。

このご時世ですから中止は当たり前なのか
もしれませんが、

米韓合同軍事演習の最中にも関わらず計画
されていたのに、演習に参加していない隊
員との交流が突然中止になるというのも何
か引っかかります。


米空母

米空母カール・ビンソンが急遽朝鮮海域に

韓国軍関係者からの11日の情報による
と、

シンガポールからオーストラリアに向かっ
ていた原子力空母カール・ビンソンが

目的地を変更して15日ごろ朝鮮半島周辺
の海上に到着することを明らかにした。

これで抽選半島周辺に配備されている空母
は横須賀を母港とするロナルド・レーガン
と合わせて2隻になり

朝鮮半島の東西から挟み撃ちで攻撃が出来
る態勢が整うことになります。

なお、ロナルド・レーガンが到着する15
日は北朝鮮の金日成の生誕記念日で、この
日の直前に核実験が行われるのではないか
との見方も出ている注目すべき日でもあり
ます。


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posted by 如月実 at 21:58 | TrackBack(0) | 国際関係 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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