2017年04月26日

北朝鮮先制攻撃の兆候は在韓米国人の避難から



このブログでは米国の北朝鮮攻撃の兆候、
攻撃準備完了の目安として

米空母5隻以上の極東への接近

THAADの韓国配備完了

を分かりやすい目安として上げてきました


その他には在韓米国人の韓国からの避難行
動が上げられます。

空爆

米軍の力からすれば北朝鮮軍を一方的に殲
滅することや、主要施設(核、ミサイル開
発施設、主要軍司令部など)の空爆はいと
もたやすいものと思われますが

この際ネックになるのが、米軍が先制攻撃
をかければ直ちに北朝鮮軍の火砲、ロケッ
ト砲、弾道ミサイルなどが報復として韓国
や日本に打ち込まれることが予想されま
す。

北朝鮮弾道ミサイルの発射

数千門の大砲、ロケット砲、数百発以上あ
る弾道ミサイルは地下に隠されているとも
いい

さすがの米軍の空爆力を持ってしても、一
度にこれらを壊滅させることは難しく

ある程度の反撃は覚悟しなければならない
はずです。

ロケット砲の発射

となれば第一に考えられるのが自国民(在
韓米国人)の避難です。

もちろん、在韓米国人の避難があからさま
に行われれば、北朝鮮攻撃の時期が迫って
いることは見え見えですから

おそらく、避難は直前か、あるいは避難訓
練を装って、そのまま実際の避難につなげ、
直後に空爆が始まるという可能性もありま
す。

避難訓練即空爆があるかどうかは別にして
も、スムーズに避難を行うためには、事前
の訓練が重要になってきます。

米軍は1994年の第1次北朝鮮核危機以降、
民間人の避難訓練を毎年、上半期と下半期
に行ってきています。

上半期に行われる訓練名は「フォーカス・
パッセージ(Focus Passga
e)」、下半期の訓練名は「コレイジョス
・チャンネル(Courageous C
hannel)」と呼ばれていて

例年であれば5月にも行われるはずでした
が、現在の緊張状態から、これらの訓練を
行えば、北朝鮮にとって極めて刺激的な動
きですから

今年は6月に行われる予定です。

注:韓国に居住している米国人を海外に緊
急避難させる作戦を非戦闘員後送作戦
(Non−Combatant 
Evacuation 
Operation・NEO)と称する

この民間人の避難訓練では米国民間人はパ
スポートなどの必要書類を持ってソウル市
内の在韓米軍基地「竜山基地」をはじめ全
国に18ある集結地・避難統制所に集まら


航空機・鉄道・船舶などで日本に避難させ
るというものです。

輸送艦

有事になった場合
約20万人の在韓米国人がいるといわれ

第1対象は在韓米軍の配偶者や直系家族、
軍務員、米政府官僚で

空軍の輸送機を使って避難

第2対象者はその他の米国人で
韓国軍が提供する列車で釜山(プサン)ま
で行き、輸送船で避難する計画です。


ちなみに韓国は自衛隊の韓国への入国を認
めて居らず、現状では在韓邦人の避難の目
処は立っていません

米軍も20万人の自国民を避難させる必要
があり

その上に、旅行者も含めると6万人程度は
いると予想される在韓邦人まで手が回るか
どうかは微妙なところです。

空爆

現時点で、あらゆる兆候から直ちに米軍が
北朝鮮を空爆する可能性は低く

中国による北朝鮮への働きを注目している
所ですが

今後、中国の働きかけの効果が見られず、
北朝鮮が核実験やICBM(米国まで届く
長距離弾道ミサイル)の発射実験を行うよ
うであれば

次には本気で北朝鮮の空爆を考えるはずで
すから

6月の米国民間人の避難訓練がどのような
形で行われるかは日本人としても注目して
おきたいところです。


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posted by 如月実 at 22:17 | TrackBack(0) | 国際関係 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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