2014年04月09日

ダイオウイカが2日連続して富山湾で発見、食べても美味しくない?



4月7日に富山市沖でダイオウイカが見つかりましたが、
翌8日にも富山県射水市の沖合で底引き網にかかっている
のが発見されました。

ダイオウイカ

新湊漁業組合関係者によると、体長は5メートル10cm、
漁港で水槽に移されてからも2時間ほど生きていたと言うことで、


漁協関係者が食べてみたところ

塩辛く、普通の以下のような歯ごたえはなく

ゼラチンのように柔らかかったと言うことで

食べても美味しくはなさそうです。


ダイオウイカの体組織に浮力を得るための
塩化アンモニウムが大量に含まれており

味には独特のえぐみやアンモニア臭がある
ということです。

ダイオウイカとマッコウクジラ

ただし、体長18メートルにも達する
マッコウクジラなどは、

このダイオウイカを好物にしているよう
ですね。


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2014年03月28日

東京目黒 美空ひばり記念館がオープンに、見学は予約制(予約方法)



(見学を希望の方は記事下方をご覧ください)

平成元年に亡くなった国民的歌手、美空ひばりさんの
東京・目黒区の自宅が、2014.5月から、記念館
として一般公開されることになりました。

記念館になる美空ひばりの自宅

この自宅は、美空ひばりさんが昭和48年に移り住み、
その後、建て替えたもので、ひばりさんは亡くなるまで
この家で過ごしていました。

家具や調度品は亡くなった当時のまま残されていおり、

ひばりさんの事務所によると

「ファンがより近くでひばりさんをしのぶことができるよう、
自宅の一部を記念館として一般に公開することにしました」

とのことです。

記念館になる美空ひばりの自宅の内部
自宅の内部

ガレージが記念館の入り口として改修される以外は、
ひばりさんが暮らしていた頃のままということで

広さが約150平方メートルある庭が公開されるほか、

ひばりさん自身が食事をとっていた和室でお茶やお菓子が
楽しめたり、

ひばりさんの愛車と記念撮影や仏間ではひばりさんの
位牌を拝んだりすることができるということです。

美空ひばり記念館の入り口
記念館入り口(イメージ)

見学は予約制で、住宅地にある、個人の家だったと
いうこともあって、一度に大勢の人は入れないことから、

記念館に来場できる人は1回につき6人までで、
1日16組と制限され、完全予約制になります。

「東京目黒 美空ひばり記念館」は、今年5月28日にオープン

見学の予約は3月28日午前11時から、ひばりさんの
事務所のホームページなどで受け付けられます。

入館料は大人1500円、小中校生500円、未就学児童は
無料など

定休日は毎週火曜日、5/29、6/24、8/13〜15、
12/29〜1/3

5月29日は美空ひばりさんの誕生日
6月24日は美空ひばりさんの命日

見学時間は30分

時間は10時〜18時の間で30分間隔で指定

美空ひばり記念館の予約は下記ホームページで行えます。

美空ひばり事務所ホームページ(予約)http://misorahibari.jp/
電話予約は0570−000−868

アクセス方法も、ホームページで確認できます。

その他

駐車場、喫煙所は無し
ペットは入館できません

詳しくはホームページでどうぞ

ホームページ開設後30分くらいですでに多くの予約が
入っていましたから、見学を希望される方は早めの予約が
良いと思います。


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2014年03月27日

日米韓首脳会談に合わせてノドン発射、ノドンは日本の脅威になるのか



3月26日、オランダで日米韓3国の首脳会談が行われた
時間帯にあわせて、北朝鮮がノドンを2発発射しました。

金正恩国家主席

今回の会談では、歴史問題などが話し合われる可能性はなく、
3国間で認識が一致している安全保障問題、特に北朝鮮に
対する内容が話し合われることは歴然としていたので

北朝鮮としては、一応、花火というか、脅しをかけて

まあ「おまえら分かってるんだろうな」くらいの感じで
しょうか。

オバマ大統領

このノドンは射程距離からいって、ほぼ日本を標的にした
攻撃兵器だと言えます。

韓国を攻撃するなら射程の短いスカッドで充分ですし、ノドンで
中国やロシアを攻撃するとも思えませんから、

ほとんどは対日攻撃用の兵器として使われるものと考えられます。

安倍首相

このノドンは、日本のほぼ全域を射程に収めており

発射機は50機未満

ノドン自体は約300機程度保有していると考えられています。


そして、何らかの有事が発生した場合

テロなどを除き

北朝鮮が日本を攻撃できるのはほぼ、このノドンに限られます。

北朝鮮のノドンミサイル

そしてこのノドンは、どの程度日本の脅威になるのか

最大の脅威は、北朝鮮がノドンに核弾頭を搭載して日本を
攻撃するということでしょう。

北朝鮮が保有している核爆弾は数発程度といわれています。

仮に北朝鮮が核弾頭の小型化に成功しており、ノドンに
搭載可能になっていたとしたら、

数発でも、日本の人口密集地に着弾すれば大変な被害が
出そうです。


あるいは化学兵器、生物兵器での攻撃も考えられますが

核兵器や、国際法で禁止されている化学兵器などを使えば

米軍などからの報復攻撃も考えられますから、よほど
国家崩壊の瀬戸際にでも追い詰められなければ、使い
づらい兵器でもあります。


ということで、まず考えられるのは通常弾頭による攻撃
ですね。

ノドンには1トン程度の爆弾が搭載できます。

通常弾頭といっても、仮に、出勤ラッシュ時の新宿駅あたりを
直撃すれば、数千人単位の死傷者が出る可能性があります。

日米の国旗

これに対して日本はどう対処するか

北朝鮮本土への攻撃力を日本はほとんど持っていませんから

米軍の空爆や、地上からの侵攻に期待するとしても

当面は、ミサイル防衛(BMD)に頼るほかはなさそうです。


実戦で使われていないとか、一方的な根拠で役に立たないと
主張する人もいます。

実際の場面でどの程度有効かどうかは、まあ、神のみぞ
知るという所なのでしょうが

常識的に、ある程度有効に機能するものとして、考えて
みます。

イージス艦

北朝鮮本土から発射されたノドンは、日本海に展開した
日米のイージス艦によって迎撃されます。

北朝鮮が発射できるノドンの数は

米軍の空爆や人工衛星による偵察から逃れようとする
ことを考慮し、

発射機(50未満)やノドンの数、約300発をからすると

1日あたり多くて数発から20発程度


このあたりは一部の人から噛みつかれそうな気もしますが

米軍の空爆で破壊される数や

10発/1日でも30日で全弾打ち尽くしてしまうことなど
からすれば

的外れな数字ではないと思います。

イージス艦が弾道弾迎撃ミサイルを発射したところ

仮に3日おきに20発ずつ発射されたとして

その内9割を撃破したとしても

まあ、この撃破率9割というのもずいぶん腰だめな数字
ですが

開発途上の兵器であること

でも、試験段階の数字を考慮し、ある程度有効に機能して
くれることを期待して

撃破率9割ということにしましたが(^_^;)


結果として、2発くらいはどこかの街に落ちて

数十人から数百人の死傷者が出るといった感じでしょうか

平和ぼけした日本にとって、かなり衝撃的な数字に
なるのでしょう。


数日おきに突然ミサイルが飛んできて、市民に死傷者が出る。

いつ自分が死ぬかもしれない、そんな恐怖から

パニックになって、大騒ぎになって、

マスコミやデモ隊が「自衛隊や政府は何をやっているんだ」

と騒ぎ立てるような状況になるのでしょうね。

航空自衛隊の保有しているPAC3ミサイル

航空自衛隊の保有しているPAC3ミサイルは射程が
15km程度と短く

重要な拠点を防御するには有効かもしれませんが、

無差別攻撃に対しては、あまり役に立たないでしょう。


防衛省のある市ヶ谷に配備された、PAC3は、横浜や、
さいたま市に飛んでくるノドンは防げませんよね。

ましてや全国となれば、いくらPAC3の部隊が
あっても足りません。

イージス艦に搭載する弾道弾迎撃ミサイルは、聞くところ
によると、極東では日米合わせて100発程度といいます。

300発のノドンミサイルに、間に合わないのではないか
とも思えますが、

米軍の空爆などによって、相当の数が地上で撃破される
であろうことも考慮すると、何とか間に合いそうな気も
しますが、

かなり、ぎりぎりの線であることは間違いないようです。


ということで、頭の体操レベルの分析ですが、

北朝鮮が暴発すれば、ノドンを完璧に封じ込めない限り、
無関係の日本国民にも数百人から数千人の死傷者が
でることを覚悟しなければなりません。

もちろん最悪、核兵器の使用ということになれば大変な
結末を迎えることになります。


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タグ:ノドン
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2013年11月30日

東北大で日本人1000人の遺伝情報解読、遺伝子操作の時代の幕開けか



日本人1000人の遺伝情報を解読したところ、個人で遺伝子の
配列が異なる場所が、1500万か所見つかったと東北大学の
東北メディカル・メガバンク機構が11月29日に、発表しました。

遺伝子の図解

東北メディカル・メガバンク機構では、日本人の遺伝情報の
解読を進めていました。

東北地方に在住の20代から70代の男女1000人の血液を
使って、遺伝情報を調べ解読したものです。

人間の遺伝子は約30億対の塩基配列からできていますが、

その内、約1500万か所が個人によって配列が異なって
いたということです。

人間に30億ある遺伝子の大部分が全く同じで

1500万カ所だけが、その個人の特性を作り出す違いだと
考えると、多いのか少ないのか、

1500万の配列の組み合わせを考えると、天文学的な
数字になるのかもしれません。

遺伝子治療の説明図

こうした配列の違いは、がんや糖尿病などの病気に
なりやすいかどうかや、個人個人の特徴などと
関わっています。

今後の研究によって、さらに様々なことが分かって
くるのでしょう。

将来は、遺伝子の操作によって

癌にかからない体質や、知能指数を高めたり、あるいは
身体能力がとても高い赤ん坊を生むことができるように
なるのかもしれません。

そうなると、遺伝子操作によって「スーパー人類」が
生み出されて

数十年後とかには、今いる人間は、まさしく「旧人類」
と呼ばれたりするのかもしれません。

原始人

今はまだ倫理的な問題もあり、現実の問題ではありませんが

今後本格的に遺伝子の操作が、医学的治療などに応用
されるようになれば

かならず、より優秀な遺伝子を残したい

優秀な頭脳を持った子供が欲しい、驚異的な身体能力を
持った子供が欲しい

というような問題が湧き上がってくるでしょう。

そういう意味では、遺伝子操作が始まれば、新人類が
生まれてホモサピエンスは絶滅するのか

それとも人類が神の領域に踏み込んでしまったがために
人類自体が絶滅の危機を迎えるのか

SF小説のような時代が目前に迫っているのかもしれません。


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posted by 如月実 at 14:11 | TrackBack(0) | 医学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年11月29日

高速料金、平日や休日の割引廃止へ、経済発展の足かせ重く



高速道路の料金の割引は、国の緊急経済対策として平成20年
から拡充されていましたが

国の予算が来年3月で底をつくということです。

高速道路

このため、NEXCO3社は11月29日、料金割引の見直し案を
国交省に提出しました。

見直し案は、平成26年4月から、

・現在5割引きの深夜割引を3割に縮小
・地方の平日や都市部の休日に行っている3割引きを廃止

するなどとなっています。

休日のドライブや、長距離を走行する場合に、早朝や夜間に
高速道路を走ったりして、料金を節約していた方も多かったと
思いますが

これからは、なかなかそうも行かなくなるようです。

高速道路料金所

国交省はこの案を精査した上で、年末に基本方針を決定する
予定としています。

仕方ないのかもしれませんが、それにしても日本の高速道路の
料金は異常に高いので、厳しいですね。

道路は、経済にとって言わば血管のようなもの、

高速道路を使ってもっと安く自由に遠くへ行ければ、経済もさらに
活性化するような気がするのですが、

大昔、関所関所で通行料を取っていたのと同じようなものです。

関所を撤廃、楽市楽座で経済力を発展させ、日本統一の道を
切り開いた織田信長のような政治家が出てくるなんて、
夢物語なのでしょうか。


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2013年11月27日

イラン核問題で合意、開発制限の見返りに制裁一部緩和



イランのイランと欧米など関係6か国の協議は、閣僚級の交渉の結果、
イランが核開発を制限する見返りに、欧米側が経済制裁の一部を緩和
するという第1段階の措置で合意に達し、問題解決に向けて歴史的な
一歩を踏み出しました。

アメリカのケリー国務長官

スイスのジュネーブで行われてきたイランと欧米など関係6か国との
核開発問題を巡る協議は11月23日、閣僚級の交渉に格上げされ、
アメリカのケリー国務長官らが参加して交渉が行われました。

そして、協議開始から5日目に入った24日未明(日本時間の24日
昼前)に、問題の包括的な解決に向けて双方が今後6か月の間にとる
第1段階の措置で合意に達しました。

合意によると、

・イランは核兵器に使われる高濃度のウランを持たないよう、5%を
超える濃度のウランの製造を停止する。

・核兵器に使われるプルトニウムを持たないよう重水炉の建設を中断する

など一定の核開発を制限する内容になっています。

イランのロウハニ大統領

その見返りとして、

・6か国側は向こう6か月は新たな経済制裁を科さない

・金や貴金属、それに石油化学製品の禁輸措置を解除する

など、制裁の一部を緩和することとしています。
今回の合意によって、軍事衝突の緊張もはらんでいた問題は、
最終的な解決に向けて第1歩を踏み出すことになりました。

しかし、イスラエルのネタニヤフ首相は、今回の合意に強く反発
しており、武力行使の選択も辞さないとの姿勢を示しています。

イスラエルの戦闘機

今後イランが、着実に今回の合意を守っていくことが、必要で有り、

逆にイランが今回の合意を逆手に取り、核開発をなし崩し的に
進めていくような姿勢をとれば、イスラエルによる武力攻撃
という事態もあり得るといえます。


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放射性物質の動きを予測するCTBTO新システムが日本の支援で始動



国際的な核実験の監視網を持っているCTBTOは、日本からの
支援により、より高い精度で大気中の放射性物質の動きを予測する
新たなシステムの運用を始め、

このシステムにより核実験や原発事故などの際に、より早く正確な
情報を収集し活用されることが期待されています。

CTBTOが世界に持つ施設一覧

CTBTOは、世界各地で核実験に伴う揺れや放出された
放射性物質などを監視している国際機関で

北朝鮮の核実験や東京電力福島第一原子力発電所の事故の際にも
分析を行なっています。

CTBTOは、11月から大気中の放射性物質の動きをより高い
精度で予測することができる新たなコンピューターシステムの
運用を本格的に開始しています。

このシステムの導入にあたって、日本政府は約6000万円を
拠出しており、11月26日にオーストリアのウィーンにある
CTBTOの本部で、日本政府の関係者などが出席してシステム
使用開始の式典が行われました。

CTBTOの施設

新しいシステムは、世界中にあるCTBTOの観測施設で
放射性物質を検出し、気象データなどと照らし合わせて
放射性物質の動きを予測する作業を、

新システムにより、これまでよりも高い精度、かつ最大で
20倍の速さで行うことができるようになります。

新システムにより核実験ばかりでなく、原発事故などの際にも、
より早く正確な情報を各国に提供することができるようになり、
住民の避難に活用されることなども期待されています。

CTBTOとは

「Comprehensive Nuclear-Test-Ban Treaty Organization」
包括的核実験禁止条約機関。1996年に国連で採択されたCTBT
(包括的核実験禁止条約)に基づき核実験の監視を行う国際機関。

署名拒否や批准の遅れにより条約が未だ発効していないため、
過渡的措置として1997年にウィーンにCTBTO準備委員会が設置された。
出典:小学館辞書

包括的核実験禁止条約は1969年に採択されており、2010年末現在、
181カ国が署名し、批准した国は153カ国です。

しかし、条約の発効には核技術保有44カ国の批准が必要なのですが、
このうち、9カ国がまだ批准しておらず、条約は発効していません。

条約を批准していない国は、中国、朝鮮民主主義人民共和国、
エジプト、インドネシア、インド、イラン、イスラエル、
パキスタン、アメリカとなっています。

特にインド、朝鮮民主主義共和国、パキスタンは署名も
していません。

CTBTOには、核爆発の兆候を監視する337施設を保有し、
処理と分析のための国際データ・センターがあります。


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西之島近くの噴火でできた陸地は島として残る可能性も大地震の前触れか



東京の南約1000kmにある父島からさらに西、約130キロ
にある西之島の南東の海上では、11月20日に、40年ぶり
となる噴火が確認され、新たに陸地ができているのが見つかりました。

西之島近くに新たに噴火でできた島

海底からの噴火が確認され、新たに島が出現してから、
11月27日で1週間になります。

これまでの観測によると火口から溶岩が流れ出して陸地が少しずつ
広がっています。

海上保安庁が26日午後、航空機により観測したところ、2つある
火口の1つからは溶岩が流れ出て海に達し、海水が蒸発して大量の
水蒸気が上がっていることを確認しました。

さらに航空機から撮影した映像を解析したところ、陸地の大きさは、
発見の翌日21日の時点では北西から南東に200メートル、
北東から南西に100メートルほどでしたが、

新たに流れ出た溶岩で、最初に発見した当時と比べて北東方向に
約70メートル伸びて

面積は1.3倍ほどになっていました。

現在の状況が続けば、新しくできた陸地は溶岩に覆われて
島として残る可能性が高いと海上保安庁では見ています。

西之島近くに新たに噴火でできた島

新しくできた陸地は、昭和48〜49年に噴火が始まった場所と
ほぼ同じ場所であり、休火山が活動を再開したものとみられています。

このまま島として残れば、国土の狭い日本にとって新たな領土が
増えることになります。

新しい島の出現で排他的経済水域も広がることを期待したい
所ですが、陸地ができたところは西之島のすぐ近くで、しかも
父島のある方角ですから、ほとんど影響はなさそうです。

新しい島ができることはめでたいところですが、東日本大震災以来、
首都直下型地震や、東南海沖地震、富士山の噴火などの可能性が
ささやかれている現在

火山活動と地震はセットになっているともいわれており、
今回の火山活動も気になるところであります。

ちなみに、小笠原諸島付近は、太平洋プレートがフィリピン海
プレートに潜り込む、ちょうど境界付近にあたります。

日本周辺のプレート地図

伊豆・小笠原海溝と呼ばれるこの境界付近の海溝は、これまで
マグニチュード7クラスまでの地震しか起きないと考えられて
きましたが

最近の研究では、南海トラフ地震の1つとみられていた
推定M7・9の慶長地震(1605年)が、この海溝付近を
震源とする地震だった可能性が指摘されており、

この学説が正しければ、伊豆・小笠原海溝にM8級の巨大地震の
原因になり得るともいわれています。

東日本大震災による大規模な地殻変動で、日本列島の地下には
相当大きなエネルギーがたまっており、その影響も気になる
ところですから、

新たな懸念材料が増えたことになりますから、領土が増えたと
喜んでばかりはいられないようです。


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中国が尖閣諸島上空に新たに防空識別圏設定し国際法無視の主張

台風被害のフィリピン支援のため自衛隊空母部隊がレイテ到着

各地で巨大な深海魚見つかる。いよいよ大地震の前触れか

尖閣対応で海保巡視船増強し警戒態勢を大幅強化へ


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2013年11月24日

中国が尖閣諸島上空に新たに防空識別圏設定し国際法無視の主張



中国政府は11月23日、東シナ海上空に新たに防空識別圏を
設定したと発表しました。

中国政府が発表した防空識別圏の図には尖閣諸島(沖縄県石垣市)
上空周辺が含まれています。

中国が発表した新たな防空識別圏

ということで、マスコミが騒いでいますが、論点がかなりずれて
いるようです。

マスコミの論調は

「中国が新たに発表した防空識別圏が、日本が既に設けている
防空識別圏と重なり合っているため今後両国間の緊張が高まる」

というものです。

中国の新たな防空識別圏の設定によって、この空域での緊張が
高まるというのは確かなんですが、

両国の「防空識別圏が重なっている」ということは問題では
ないのです。

どういうことかというと

元々、防空識別圏というのは、外国の航空機が自国の領空を侵犯
しないように、あらかじめ、領空の外側に区域を決めておき、
その中に外国の航空機などが侵入してくるようであれば、注意深く
監視して

さらに領空に近づくようであれば、何らかの対処をしましょうという
区域です。

防空識別圏に侵入した国籍不明機に対してスクランブル発進した航空自衛隊のF−15イーグル

極端ないい方をすれば単なる目安でしかありません。

ですから、領土や、排他的経済水域と違って、防空識別圏を設定したから
といって、その空域において設定した国が何らかの権限を持ったり、
侵入を禁止したりする権利はありません。

例えば台湾の防空識別圏には日本の領土である与那国島上空が
含まれています。

だからといって、台湾が与那国島上空の飛行制限をしたり、
スクランブルで上がった台湾の戦闘機が与那国島周辺の
我が国の領空まで飛んでくることはありません。

あるいは、日本海北部で、日本の防空識別圏はロシアの
沿海州のすぐ近くまで伸びています。

逆にロシアの防空識別圏が、日本の防空識別圏の外側に
あるということはあり得ません。

日本の防空識別圏と中国が新たに設定した防空識別圏

当然もっと北海道に近いところに線が引かれているはずです。

ですから、日本とロシアの防空識別圏は広い範囲で重なり
合っているということです。

しかしこれが何か問題になったことがこれまでなかったと
思います。

韓国の防空識別圏も当然ですが北朝鮮国内を含んでいます。

こういう勘違いが起きるのは日本と韓国そして台湾の防空識別圏が
綺麗に一本の線で区分けされているところから来ているのかも
しれません。

韓国の防空識別圏と日本の防空識別圏

このようなことは、普通はとてもまれなことで有り

どうしてこういうことになったかというと

元々日本を占領していた米軍が、各地域を占領している部隊の
「責任分担」という意味で線を引いたのが今の日本や韓国の
防空識別圏なのです。

戦後、日本、韓国、台湾は米軍の防空識別圏をそのまま
引き継ぎました。

ですから当然重なっている部分はない。

このことから、防空識別圏があたかも、各国の持っているテリトリー
というような、思い違いをしている人が多くなっています。

隣り合う国の防空識別圏が重なり合うこと自体は当たり前のことで、
何も問題ではないのです。

領空侵犯するソ連の爆撃機

今回問題なのは、国際法音痴、国際関係のルールをよく知らない
中国の主張していることが問題なのです。

中国国営新華通信などを通じた発表によると、
「防空識別圏を飛ぶ航空機は飛行計画を中国外務省または航空当局に
提出する義務を負う」
となっています。

国際法上、公海や排他的経済水域の上空を飛行するのに沿岸国の
許可を得る必要はありません。

自衛隊の航空機が監視飛行やスクランブルなどでロシアの防空識別圏に
入るとしても、ロシアの許可を得たり、飛行計画を出したりすることは
普通あり得ないと思います。

中国国防省は、防空識別圏内に入る航空機に、中国外務省か
民用航空局への飛行計画の届け出などを義務づけ、中国側の
警告に従わなければ「防御的措置」をとるとしています。

中国軍爆撃機H6

そもそも中国軍機が日本の防空識別圏を飛行するときに飛行計画は
出していないはずです。

まったく国際法を無視したあり得ない措置で有り、

こういう点に米国も

「地域の緊張を高め、アメリカと同盟国の国益に影響を与える
この措置をとても懸念している」

という声明を発表しています。

ちなみに、今回中国が尖閣上空を含む新たな防空識別圏を設定
したということは、これまでは外国の航空機が尖閣上空
(=中国が主張する自国の領土上空)を飛行しても気にして
いなかったという証明で有り

中国が尖閣を自国の固有の領土だという主張に根拠がなかった
という証拠にもなりえる事態だとも言えます。

******************************
同日追加記事

「中国の防空識別圏設定は国際法上の問題はないものの、尖閣周辺
では一蝕即発状態に発展する可能性も」

中国が防空識別圏を設定したことについて、その後の情報を検討すると、
中国が設定した防空識別圏は通常の国際法のルールに則り、必ずしも
国際法のルールを逸脱しているものではない可能性が出てきました。

スクランブルで発進する中国軍戦闘機

日中間で問題になっている海域に、この時期に設定したという
きな臭さはあるものの

中国政府による公告は「東海防空識別圏の管理機関は中華人民共和国
国防省である。識別に協力しない、または指令に従わない航空機に対し
中国の武装部隊は防御のための緊急処置を取る」としています。

これに関して、中国の楊報道官は
「海上方向からの空中脅威と敵味方不明の航空機に対して、中国は状況に
よって適時に識別、監視、管制、処理などの相応の措置を講じて対応する」

「関係方面が協力して飛行の安全を共同で維持するよう希望する」

「中国は一貫して、各国が国際法に基づいて飛行する自由を享有
することを尊重する」

「東海防空識別圏の設定は関連空域の法的性質を変えるものではない

「国際航空便の東海防空識別圏の正常な飛行活動はいかなる影響も
受けることはない」
と述べています。

航空自衛隊F−15戦闘機

ということはつまり、防空識別圏に侵入してきた航空機に対して、
日本の航空自衛隊が実施しているのと同じように

領空に近づくようなら、無線で警告を発し、場合によっては警告射撃、
強制着陸という事態もありますよということで、

基本的に領空侵犯などの恐れがない限り、飛行の自由は確保される
ということになります。

つまり、世界各国が設定しているのと同じように防空識別圏を
設定しただけということが言えます。

中国の防空識別圏の設定に抗議するとするなら、日本の防空識別圏は
かなり中国側に接近しており、一方的な主張になる可能性があります。

尖閣諸島

しかし、問題は、今回設定した防空識別圏の範囲には尖閣諸島が
含まれており、自衛隊の航空機が尖閣周辺を飛行した場合に中国が
どのような対応を取るのか

中国の対応によっては、自衛隊の航空機が尖閣周辺を飛行しづらく
なる状況や、万が一日本政府が弱腰の態度を見せて、自衛隊機が
尖閣周辺を飛行できなるという事態になれば

一機に中国が尖閣の実行支配化を勧めてくる可能性もあります。

今後中国が尖閣周辺における自衛隊機の飛行に対してどのような
態度に出てくるのか、

杓子定規に、中国の領空を侵犯しているとしてスクランブルを
かけてくるようになれば、この空域における緊張は急激に
高まることになります。

尖閣諸島を哨戒する海上自衛隊のP−3C

中国とすれば、自衛隊機の行動を黙認すれば、防空部隊の
メンツがつぶれることになり、日本の実効支配を認める
ことにもなります。

とすれば、尖閣における対応が本格化することが充分
考えられます。

日本としても腰を据えた対応を取らなければ、なし崩し的に
尖閣諸島の実効支配の態勢が崩れてしまうことになりますから、
安易な妥協はできないはずです。

ということで、今後の中国の出方によっては、日中両国の関係に
大変な影響が出るような事態になりかねない情勢になってきたと
言えます。

追加記事ここまで
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posted by 如月実 at 17:50 | TrackBack(0) | 防衛 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする