2013年11月11日

イラン核協議まとまらず、さらに交渉継続へ、裏にはイスラエルの意図も



イラン核協議まとまらず、さらに交渉継続
裏にはイスラエルの意図も、

詳細は後半で

まず、

交渉の経緯

イランの核開発問題を巡るイランと欧米など関係6か国との協議は、
11月7日から、第1段階の合意を目指して交渉が開始され、

8日にはアメリカのケリー国務長官やフランスのファビウス外相など
各国の外相が相次いで現地入りして会談を重ねました。

ケリー国務長官

日本時間の9日未明からは、イランのザリーフ外相とアメリカの
ケリー国務長官、EUのアシュトン上級代表による3者会談も行われ、

経済制裁の緩和などについて突っ込んだやり取りが行われました。

ロシアも、これまでこの協議に外務次官を派遣していましたが、
アメリカのケリー国務長官をはじめ、ヨーロッパ各国の外相も
相次いで現地入りして協議が続いていたことから、
ラブロフ外相も急遽この協議に出席しました。

そして、日本時間の9日午後から予定を延長しての3日目の協議が
行われ、合意を目指して、ぎりぎりの交渉が続けられました。

しかし、第1段階で経済制裁をどの程度緩和するかを巡って、
欧米側がイランの海外資産の凍結の解除など限定的な制裁の
緩和を示しているのに対し、

イラン側は原油の禁輸措置の解除など、制裁の柱となっている
措置の解除を求めているとみられ

10日未明、EU=ヨーロッパ連合のアシュトン上級代表と
イランのザリーフ外相は共同で記者会見を行い、

アシュトン上級代表は、「建設的な議論が行われたが、まだ
違いが残っている」と述べ、

経済制裁をどの程度緩和するかなどを巡って、双方の認識の
溝が埋まらず、合意できなかったことを明らかにしました。

イランのザリーフ外相

そのうえで、今月20日にジュネーブで再び協議を行うと
発表しました。

今回の協議では、双方の溝が埋まらず合意に至りませんでしたが、

アメリカのケリー国務長官は「大きな進展が見られた、このあと
真剣な作業を行うことで必ず目的を達成できると信じている」と
成果を強調し、

次回の協議での合意に期待を示しました。

今回の協議では、フランスがイランに対してより大きな譲歩を
求めたことが合意を困難にしたと伝えられています。

これに関連して、フランスのファビウス外相は「一貫してこの
問題の解決を望んできた」と述べて、フランスが合意に反対
していないことを強調しました。

そのうえで、「協議では進展が見られたが、解決できない点が
残された。次の協議で合意を目指したい」と述べて、今後の
合意に向けて期待を残しました。

イランのロウハニ大統領は、「ウランの濃縮活動の権利は、
譲れない一線だ」と述べ、譲歩を求める欧米側をけん制
しています。

イランのロウハニ大統領

日本の岸田外相のイラン訪問

また、イランを訪れている岸田外務大臣は、日本時間の9日夜、
首都テヘランでロウハニ大統領とおよそ1時間会談しました。

この中で岸田大臣は、イランの核開発問題を巡り、欧米など
関係6か国との間で大詰めの協議が続いていることについて

「最終調整が行われていることを心強く思う。合意に至れば、
平和的解決に向けた大きな一歩であり、実現を期待している」
と述べました。

そのうえで岸田大臣は、核開発問題の解決に向け、あらゆる
核実験を禁じたCTBT=包括的核実験禁止条約を批准する
ことや、

IAEA=国際原子力機関によるすべての核施設への
「抜き打ち査察」を受け入れることなど、具体的な行動を
取るよう求めました。

これに対しロウハニ大統領は、欧米など6か国との協議について、
「重大な決意のもとに臨んでいる。懸念を払拭するために努力する
用意がある」と応じました。

岸田外務大臣

さらに、岸田外務大臣は、訪問先のイランで、日本時間の10日夜、
協議から帰国したザリーフ外相とおよそ1時間、会談しました。

この中で岸田大臣は、核開発問題を巡る協議について、
「柔軟な姿勢を示し、結論が出ることを期待している」と述べ、
次回の協議で合意できるようイランに柔軟な対応を求めました。

これに対しザリーフ外相は、協議の内容を説明したうえで、
イランに核兵器を保有する意図はないと強調しました。

そして両外相は、

・核開発問題の最終的な解決に向け、両国が協力し、外交努力を
 継続していくこと
・軍縮や不拡散に関する日本とイランの協議を再開する

などとした共同声明を発表しました。


今回の交渉に影響するイスラエルの意図

今回のイランと欧米など関係6か国との協議では合意に至りません
でしたが、これまでの状況からイランと欧米諸国双方が、核開発
問題の合意を望んでいるとみられ、

20日からの協議において何らかの妥協が図られる可能性は
依然として高いと思われます。

しかし、今回の協議には直接関係はありませんが、イランと敵対
しているイスラエルとしては、イランがいくら平和目的といっても、
核開発能力を進展させるということは

将来、いつ核兵器に転用されるか分からない状況になることは、
国家の安全保障上、容認できない事態でもあります。

イランの原子炉

今は平和目的であっても、原子力発電によって大量に蓄積された
ウランやプルトニュウムが何時の日か、強硬派がイランの政権を
取り、核兵器に転用される可能性、

北朝鮮のような例も有りその可能性がないという保証はありません

国土の狭いイスラエルは、核弾頭を積んだ数発の弾道ミサイルで
壊滅状態になります。

ですから、イスラエルとしては平和目的といえども、イランの
核開発は阻止したいはずです。

欧米諸国に影響力の大きいイスラエルですから、欧米諸国も
イスラエルの意向を無視することはできませんし、

仮に、イスラエルの意思を無視してイランとの合意に至っても、
イスラエルが、イラクの原子力施設に攻撃を加えるという事態も
考えられます。

オバマ大統領とイスラエルのネタニエフ首相

そうなれば、イランや周辺諸国も黙ってはいないでしょうから、
中東での新たな火種が火を噴くこととなり、

そうなると原油を産出する中東の混乱は避けられず、世界経済
への影響も計り知れません。


イランの意図

一方イランとしても、長引く経済制裁の影響で、国内経済が
疲弊しており、国民の不満もたまっています。

ですから、今回の協議では是が非でも、原油輸出の制限を解除
してもらいたいというところにあると思います。

しかしイランとしては国家のメンツも有り、将来のことも
考えると核開発は継続したいと考えているはずです。

ということから、イランとしては、可能な限り核開発を継続
しながらも、経済制裁の全面的緩和を求めていると考えられます。


今後の行方

欧米諸国としては、イランの核開発を全面中止又はそれに近い
形まで持って行かなければ、経済制裁の解除は難しいという所で、

まずは、第1段の合意を目指すという所で、20日からの協議では
・イランの核開発をどの程度制限するか
・経済制裁をどの程度緩めるか

といったところの綱引きになる模様です。

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2013年11月08日

カシオペアとトワイライト、人気の寝台特急が本当に廃止になるのでしょうか



2015年度末の北海道新幹線開業を控え、JR東日本と北海道、
西日本の3社がブルートレインをはじめ、客車を使った寝台特急を
廃止する方向だとの報道が飛び交っています。

寝台特急カシオペア

報道などによると

ブルートレイン「あけぼの」(上野−青森間)が来年3月のダイヤ改正で廃止

14年度末に最後のブルートレインとなる「北斗星」(上野−札幌間)が廃止

15年度末には「カシオペア」(上野−札幌間)と
「トワイライトエクスプレス」(大阪−札幌間)も姿を消す見通しだとのこと

ところが、廃止の理由は

・運行開始から30年以上経過して車両が老朽化したこと

・航空機との競争で乗車率が低下

・北海道新幹線開業により、利用客減少が予測される

ということですが、取って付けたような理由で

にわかには信じられません。

寝台特急トワイライトエクスプレス

ブルートレインは仕方ないとしても、カシオペアや
トワイライトエクスプレスは人気の寝台特急として有名です。

そもそも、カシオペアやトワイライトエクスプレスに乗ろうと
考えている人は

旅情溢れる寝台列車での旅を楽しみたいとか、夜寝ている間に
移動したいという人が乗る電車。

時間を気にする人ならそもそも、飛行機を利用するはずですから、
北海道新幹線が開業したからといって、新幹線に流れる人など、
極めて限られていると思います。

そもそも取りあえず北海道新幹線が開通するのは函館までですから、
当面、影響があるとは考えられません。

カシオペアのスイートルーム

JR九州のななつ星の成功でも分かるように、列車による旅行への
需要はかなりあるはずです。

乗客が減っているのならば、いくらでもやりようはあるような気が
します。

そもそも現時点でも、臨時列車扱いで毎日運行しているわけでは
ないのですから、運行間隔をさらに開けるとかの対応はできない
ものなのでしょうか。

いずれにしろ、根強い人気があるカシオペアや、
トワイライトエクスプレスまで廃止にしてしまうというところに

なにか、利用者不在の経営方針があるような気がしてしまいます。

仮に、採算が合わない列車だったにしても、JR九州のように、
観光列車化するなどの工夫がないまま、あっさりと廃止される
としたら、納得がいかないですよね。


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イラン核協議に米ケリー長官出席へ、何らかの合意成立か



イランの核開発問題に関するイランと、欧米など関係6か国との
協議が11月7日から、2日間の日程で、スイスのジュネーブで
行われています。

会議には、イランのザリーフ外相と、6か国側の調整役を務める
EUのアシュトン上級代表らが出席しています。

イランのザリーフ外相
イランのザリーフ外相

初日の協議では、双方が取り組むべき第1段階として、

イランがウランの濃縮活動を制限する見返りに、欧米などが経済
制裁の一部を緩和することで合意を目指し、突っ込んだ議論が
交わされました。

イランのザリーフ外相は「双方が履行すべきことを記した合意文書を
まとめる自信はある」と述べていて、協議の進展に期待を示しています。

しかし、関係者によると、イラン側の取り組みに応じて、経済制裁を
どの程度緩和するかについては、双方の認識に隔たりがあるという
ことです。

これに関して、中東地域を訪問しているアメリカのケリー国務長官が、
急きょ協議に出席することを決めました。

この協議に参加する直前に、アメリカのケリー国務長官は、イスラエルの
ネタニエフ首相と会談しており、

この会談の内容は明らかになっていませんが、ケリー長官は、核開発を
警戒するイスラエルに対し、イランがウランの濃縮活動を制限する見返りに、
経済制裁の緩和を検討していることに理解を求めたものとみられます。

アメリカのケリー国務長官
ケリー国務長官

しかし、イスラエルのネタニエフ首相は、会談前から「イスラエルは
協議の結果に縛られることはない」と述べ、改めてイランへの軍事攻撃も
辞さない強硬姿勢を強調しており、

「イランは核開発能力は失わずに制裁の緩和という望んでいたもの
すべてを手に入れようとしている」と述べて、欧米とイランが歩み寄りを
見せていることについて不快感を示しましています。

そこで状況をまとめると
・ケリー長官が急遽この協議に参加することとなった。
・その直前のイスラエルの首相との会談で、イスラエルの
 ネタニエフ首相は不快感を示している。
・イランのザリーフ外相は合意に自信を示している。

その他にも

・保守強硬派のアフマディネジャド大統領に代わって、今年8月には、
 欧米との対話路線を掲げるロウハニ氏が大統領に就任。
・イスラエルによる、イランの核施設攻撃の動きがあること

これらの状況から、今回のイランとの協議に置いて、何らかの合意が
行われる可能性は高くなっているものと考えられます。


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posted by 如月実 at 20:58 | TrackBack(0) | 国際関係 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年11月07日

新型iPad Air発売、その特徴は



アップルのタブレットiPadがモデルチェンジしましたが、
名称はiPad Airを採用しました。

iPad Airの発表会場

新型iPadになって大きく変わったのは

軽量化と小型化です。

これまでのiPadは見た目に比べて意外に重量が有り、電車
などで片手で持って使うのは、ちょっと厳しかった。

これまでのiPadが652gあったのが、今回の
新型iPad Airでは469gと30%近く、軽く
なっています。

また、液晶パネルの左右の額縁部分も、これまでの18mmから
10mmとなり、縦にした時の横幅が16mmも短くなっています。

そのかわり、新型iPad Airは指が液晶部分に触れても、
指が動いていない場合は「タッチ操作」として反応しないように
改良されているのです。

iPad Airの発表会場

このため、額縁部分が少なくて、持っている方の手が画面に
かかっても、問題なく操作できるようになっています。

また、厚みもこれまでのiPadの9.4mmから7.5mmと
薄型化しています。

CPUもiPhone 5sと同じ64ビット対応のA7に
変更されています。

駆動時間もWi-Fi利用時で10時間と長時間使用にも耐えられる
ようになっています。

ただしカメラ機能は旧型iPadと同じで有り

iPhone 5sで採用した
大型撮像素子
高速連写でベストショットを撮る「バーストモード」
「スローモーションムービー」
機能は新型iPad Airでは取り入れられていません。

また、せっかく軽量薄型になり持ち運びが便利になった物の、
セキュリティーのための指紋センサー「Touch ID」も搭載されて
いないのは残念です。



ただし、これまで有料だった
「iWork」や「iLife」の各種アプリが無料で入手することができ、
同じApple IDであれば、iPhoneなど端末でも利用可になります。

iPhone Airは
「Wi-Fi専用モデル」と
LTE回線の接続にも対応した
「Wi-Fi+Celluarモデル」があります。

どちらのモデルも16G/32G/64G/128Gの4種類の
ストレージを持つモデルがあります。

これまで日本ではiPad miniなどの7型クラスに人気が
集まっていましたが、軽量化が図られ、携帯が便利になった
iPad Airにも人気が集まるのではないかとみられています。


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2013年11月06日

自衛隊統合演習で宮古島に陸自地対艦ミサイルを初めて展開



自衛隊では11月1日から3万人を超える隊員が参加する自衛隊
統合演習を行っていますが、洋上の艦艇を攻撃する地対艦ミサイルの
部隊を沖縄県の宮古島に初めて展開させました。

陸自地対艦ミサイル

11月6日午前7時前、自衛隊がチャーターした民間の高速フェリーが
宮古島の平良港に、到着し、地対艦ミサイルなどを積んだおよそ
20台の車両が岸壁に降ろされました。

宮古島へ自衛隊が地対艦ミサイル部隊を展開させるのは今回が
初めてで、演習の一環として、およそ2500キロ離れた北海道の
部隊を移動させました。

港の出口で、訓練に反対する、一部の島民約30人が抗議する
などしたため、部隊は1時間ほど遅れて自衛隊のレーダーサイトに
到着しました。

今後、地対艦ミサイルの部隊は沖合の護衛艦を目標に見立てて、
攻撃訓練などを行う予定です。

演習では、沖縄本島南部の那覇駐屯地にも青森県から
地対艦ミサイル部隊を展開させることになっています。

沖縄周辺地図

陸上自衛隊の対艦ミサイルは射程が100km以上有り、
沖縄南部と宮古島の間は200km程度の距離なので、

理論的には、沖縄と宮古島の間を航行する敵艦艇は全て
ミサイルの射程圏内に入る事になります。

ただし、以前軍事評論家などが指摘した、陸自対艦ミサイルの、
ターゲティング(レーダーなどで、敵の艦艇などの位置を確認
すること)の能力などの問題があり、

実戦においてどの程度の能力を発揮するのかは不明です。

しかし、有事において、この海域を通過する敵の艦艇は、
地対艦ミサイルの射程内にあることを考慮する必要が出てきます。

ちなみに沖縄本島と宮古島の間の海域は、中国海軍の艦艇が
太平洋との間を行き来する際、たびたび通過しています。

中国の艦艇

今回の演習について、防衛省は特定の国を想定したものでは
ないとしているものの、状況から、対象になるのは中国海軍の
艦艇になるのは間違いがありません。

自衛隊統合演習は11月18日まで行われ、沖縄本島の東の海域で、
実際には上陸しないものの、離島の防衛を想定した逆上陸訓練も
行うことになっています。


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海上自衛隊の最新鋭潜水艦こくりゅうが川重神戸工場で進水


posted by 如月実 at 15:49 | TrackBack(0) | 防衛 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年11月03日

海上自衛隊の最新鋭潜水艦こくりゅうが川重神戸工場で進水



建造中だった海上自衛隊の最新鋭潜水艦の進水式が、10月31日に
神戸市中央区の川崎重工業神戸工場で開かれ、艦名は「こくりゅう」
と名付けられました。

進水する海上自衛隊の潜水艦こくりゅう

北方を守護する神聖な竜(黒竜)を意味し、今後、内装工事などが
進められ、横須賀基地(神奈川県横須賀市)か呉基地(広島県呉市)
に配備されます。

こくりゅうは全長84メートル、2950トン、水中速度は最大
20ノット(時速37キロ)の「そうりゅう型」の6番艦。

建造費は約534億円。進水式には、河野克俊海上幕僚長や
川崎重工の関係者ら計約400人が参加しました。

建造費は約533億円で、内装を工事した後、2015年3月に
防衛省に引き渡される予定です。




こくりゅう(ローマ字:JS Kokuryu, SS-506)は、海上自衛隊の
潜水艦。そうりゅう型潜水艦の6番艦。

「こくりゅう」は、平成22年度計画に基づく2900トン型潜水艦
8121号艦として、川崎重工業神戸工場で2011年1月21日に起工し、
2013年10月31日に命名・進水、2015年3月に就役予定


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北朝鮮海軍艦艇、訓練中に沈没か 30人死亡

中国艦船沖縄本島と宮古島の間を通過、太平洋での演習終了か

統合幕僚監部、自衛隊統合演習の予定を発表、宮古島に対艦ミサイルも


posted by 如月実 at 16:45 | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

北朝鮮海軍艦艇、訓練中に沈没か 30人死亡



北朝鮮の国営テレビが11月2日夜に伝えたところによると、

北朝鮮海軍の艦艇の艦長と乗員が、先月中旬に死亡したことを
明らかにし、キム・ジョンウン第1書記が、みずから指示して
建設した犠牲者の墓を訪れた様子を伝えました。

北朝鮮キム・ジョンウン第1書記

キム第1書記が訪れた際の写真を分析すると、約30に上る墓碑が
並んでおり

墓碑には「2013年10月13日戦死」と刻まれているのが
確認できます。

墓碑の数から、約30人が一度に死亡したものと考えられます。

北朝鮮国営テレビは、艦艇乗組員らが「戦闘任務を遂行中に
死亡した」としていますが、

韓国軍との間で交戦が起きたという情報はまったくありません。

北朝鮮の金正恩第1書記が海軍関連施設を視察している場面

韓国の連合ニュースは、情報筋の話として、「北朝鮮東部の
ウォンサン沖で、先月行われた北朝鮮海軍の訓練中に
艦艇1隻が沈没した」と伝えており、

北朝鮮の艦艇が訓練中に沈没したのではないかという可能性が
高まっています。

キム第1書記は、この艦艇が所属する部隊を、去年2月と
今年3月に視察しています。

北朝鮮指導部としては、死亡した軍人たちを丁重に弔ったと
アピールし、軍の最高司令官であるキム第1書記の求心力を
高めたいという思惑があるものと思われます。


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中国艦船沖縄本島と宮古島の間を通過、太平洋での演習終了か

中国軍爆撃機 連日太平洋へ飛行、自衛隊統合演習に対抗した演習か

統合幕僚監部、自衛隊統合演習の予定を発表、宮古島に対艦ミサイルも
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2013年10月31日

中国艦船沖縄本島と宮古島の間を通過、太平洋での演習終了か



防衛省統合幕僚監部は10月29日、中国海軍の艦艇計5隻が
沖縄付近を相次いで北上したのを確認したと発表しました。

航路から中国の東海又は北海艦隊(おそらくその両方)所属の
艦艇の可能性があります。

沖縄周辺海域を航行する中国艦艇

10月28日には、別の2隻が沖縄本島の南約600キロで台湾と
フィリピンの間の方向に向かっているのも確認されています。

こちらは南海艦隊所属艦艇の可能性があります。

防衛省では、いずれも太平洋で演習をした帰路の可能性があると
みています。

29日に通過した5隻のうち、フリゲート艦2隻は、午前5時ごろ
から約4時間にわたり、与那国島と西表島の間の日本の接続水域を
北上しているのを海上自衛隊の護衛艦が確認しました。

与那国島と西表島周辺の地図

中国海軍の艦艇は、主に沖縄本島と宮古島の間の広く公海がある
部分を通過して太平洋との間を行き来していますが、

去年10月以降、与那国島と西表島の間の接続水域を通過する
ケースがたびたび確認されています。

単に基地までの距離を短くするために最短コースをとった結果なのか、

あるいは日本最西端にある与那国島近海を航行して、情報収集や、
示威行為をしていたのかは定かではありません。

ただし、このまままっすぐ基地に帰投すれば、尖閣諸島近辺を
通過したはずです。

その際、中国艦艇は尖閣周辺の「日本領海」を迂回したのかどうかは
分かりません。


中国海軍は、西太平洋に3つの艦隊を派遣し、10月18日から
実戦形式の演習を行っていました。

この間、爆撃機(H−6)と早期警戒機(Y−8)計4機が、
3日連続で沖縄周辺空域を通過して太平洋との間を往復するなど
していました。

この演習が、来月、米艦艇なども参加して行われる、離島奪回を
模擬した自衛隊統合演習を意識して行われたものかどうかは
定かではありません

しかし、西太平洋上でのプレゼンスを意識して、今後、中長期的に
西太平洋上で中国海軍の活動が活発化して来ることが見込まれます。


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樫木裕実さんのスタジオCURVY GROUND閉鎖、その顛末と閉鎖の理由は



ダンスエクササイズ「カーヴィーダンス」の考案者で、

人気ボディーメークトレーナーの樫木裕実さん(50)が
プロデュースするトレーニングスタジオ「CURVY GROUN」』
(東京・中目黒)が12月9日で閉鎖されることが報じられています。

併設しているレストランの「カーヴィーグランドキッチン」も
12月8日に閉鎖されます。

カーヴィーグランドキッチン

このトレーニングスタジオ「CURVY GROUND」は昨年12月に
オープンしたばかり。

「経営不振」「スタッフに解雇通知」「生徒を見捨てた」などと
さまざまな憶測が飛び交うなか、本当は何が起こったのでしょうか。

マスコミのインタビューに樫木裕実さんは

「スタジオですが、12月9日をもって閉鎖することになりました。
記事では、私が『生徒を残して逃げ出した』と書かれていましたが、
私には最後の最後までスタジオを続けていきたいという思いが
あったんです。ですが、それは叶いませんでした」

と答えています。

樫木さんのスタジオは女性オーナーの経営で、オーナーの本業は
美容ウエアの企画と製造。

ふたりはウエアの共同開発をきっかけに一緒に仕事をすることになり、
ビジネスパートナーとなりました。

樫木裕実

樫木さんの談によると

「私はプロデューサーを降りざるを得ない状況になってしまったんです。
10月18日に突然、オーナーの弁護士からトレーナーやスタッフへ解雇通知が
届き、スタジオは閉鎖すると通達があったんです」

「その後、私の会社にも12月9日をもってCURVY GROUND閉鎖に伴う
退去通告書が届きました」

「ほとんどのスタッフたちはオーナーの会社に所属しているので、
プロデューサーでしかない私からは話すことができない状態です」

「今は弁護士を通じてしかやりとりができず、オーナーとはまったく
話せません」

「なぜこのようなことになったのか、本当のオーナーの真意は今も
わかりません」

「心当たりがあるとすれば、経営者であるオーナーと、現場主義の
私とのすれ違いだったのかなと思います」

「現場で見たこと感じたことを、私が『もっとこうしたらいいんじゃ
ないか』と提案することはよくありました」

「でもそれがきっとオーナーの経営方針とは方向性が違っていたんだと
思います。本当に残念でなりません」

樫木裕実のトレーニング姿

樫木裕実さんは2012年に、今の「CURVY GROUND」をオープンさせる際に、
それまで所属していたヒロミ(48才)さんのトレーニングスタジオから
独立しています。

この時の独立は、樫木裕実さんが書いた本の印税トラブルやトレーニング
スタジオの報酬の問題で神田うのさんなどのアドバイスで独立したと
報道されたりしましたが、本人はそれを否定しています。

樫木さんは多くの芸能人のボディーメークを担当する人気トレーナーです。

本人のブログにはタレントのほしのあき(36)、スザンヌ(27)らを
指導する様子がアップされています。

樫木さんによると「CURVY GROUND」は昨年12月にオープンし、閉鎖が
決まったとき、約300人が入会待ちするほど盛況だったといいます。

CURVY GROUNDの入り口

CURVY GROUNDのオーナーは基利枝子さんという企業経営者

基利枝子さんは美容・健康衣料品の企画・製造及び卸売業や
フィットネススタジオ、ダイニング&カフェ経営などを行う、
大阪が本社の株式会社アドヴァンシングの社長です。

株式会社アドヴァンシング(http://advancing.co.jp/)は、
過去3年(売上:7億9千→9億2千→10億7千万円)と、順調に
売上を延ばしている会社ですので、会社本体の経営不振で
手を引くということではなさそうです。

アドヴァンシングという会社は独自性をもった機能靴下や
スパッツを主力に1996年に創業。

その後、化粧品や健康補助食品にも手をひろげています。

2008年:音楽プロデューサー つんく♂プロデュースによる
共同企画商品を企画販売。

2010年:オスカープロモーション所属タレント 藤森夕子さん
(元C.C.ガールズ)プロデュース商品<Fimage>を企画販売&
ボディメークトレーナー樫木裕実プロデュースの商品を販売。

このあたりが、樫木裕実さんとの接点になったのでしょうか、
その2年後に樫木裕実さんをヒロミさんのトレーニングスタジオから
引き抜いたという形になっています。



スタジオ閉鎖の原因について樫木裕実さん本人によると

「経営者のオーナーと、現場主義の私とのすれ違い」
と話していることから、

樫木裕実さん独自の個性的なトレーニングジム経営をしたいという
要望に対して、収益を上げるのに効率的な経営をしたいオーナーとの
間で意見が対立したという可能性もありますが

樫木裕実さんがトレーニングをするのは芸能人ばかりで、一般の会員に
直接トレーニングをする機会は少なく、樫木裕実というネームバリューで
割高な会費が割に合わなかったという見方も有ります。

また、ヒロミのスタジオをやめてCURVY GROUNDに移籍した際に
引き連れてきた50人のスタッフも、会員数の割には多すぎる
のではないかという意見もあります。

ということから

スタジオ経営の方針に対する経営者と樫木裕実さんの意見の対立

に加えて

思い通りに経営ができない上に、収益も上がらないスタジオ経営に
オーナーが手を引いたというところが、今回の閉鎖劇の理由
なのではないでしょうか。



カーヴィーダンス
踊るだけで女性らしいくびれのある体形をつくることができる
というエクササイズで、樫木さんが考案した。

カーヴィーは「曲線的」という意味で、体を曲線的に動かしたり、
筋肉を連動させて動くことで、曲線的な体形をつくるという。

10分程度で1つのプログラムをこなせる。体形が気になり
始めた30〜40代の女性を中心に人気を得ています。


樫木裕実

樫木 裕実(かしき ひろみ、本名:樫木弘美、1963年4月14日 生 )
東京都出身のボディメイクトレーナー。血液型AB型。
短大卒業後ロンドンに2年間ダンス留学、帰国後女性だけの
ダンスユニット「Regina」を結成
35歳で結婚、1年後離婚。


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2013年10月30日

トルコのボスポラス海峡の渋滞緩和に日本の協力で海底トンネル完成



トルコのイスタンブールで、アジアとヨーロッパを隔てている
ボスポラス海峡の下をくぐる海底トンネルを走る地下鉄が、
10月29日に開通しました。

ボスポラス海峡の位置を示す地図

このトンネルの整備事業は、海底部分がおよそ1.4キロ、
陸上部分も含めると総延長で13.6キロに及ぶ巨大プロジェクトで、
日本の円借款で作られ、大成建設などが工事に携わっていました。

トルコの建国記念日の10月29日、イスタンブールのアジア側の
広場で、トンネルを走る地下鉄の開通を祝う式典が行われ、
安倍総理大臣やトルコのエルドアン首相らが出席し、

テープカットに続いて、安倍総理大臣ら各国の要人が一番列車に
乗り込んで、アジア側からヨーロッパ側に移動しました。

ボスポラス海峡を横断する鉄道の路線計画図
鉄道路線計画図

ボスポラス海峡を渡るには、これまでフェリーなどで30分ほど
かかっていたほか、

海峡には2本の橋
第1ボスポラス橋と日本の援助で作られた第2ボスポラス橋しかなく

慢性的な交通渋滞に悩んでいましたが

地下鉄の開通によって、わずか4分で海峡を渡ることができる
ようになり、交通渋滞に悩む地元の人々の新たな交通手段として
期待されています。


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